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山本先生から2年生へ(2016年時点)
私は、日本銀行に勤務していたときに、OBやリクルーターや面接官として、多くの学生と接してきました。 その際に強く感じていたのが、ゼミによって学生の『色』(特徴、タイプ、優秀さ)が本当に違うものだな、ということです。 しかも、その『色』の違いは、単に勉強量や知識だけでなく、論理力・思考力・プレゼン力などの点で顕著に現われていたと思います。 こうしたスキルは、講義形式の授業ではなかなか身に付けにくく、ゼミの果たす役割がいかに大きいか、ということがわかります。
山本ゼミは、計量経済学、あるいは、経済学の分野のゼミですが、経済学の知識や計量経済学のツールの習得を第1の目標にしているゼミではありません。 むしろ、そうした知識やツールは、通常の授業や独学で日々習得することができるため、 ゼミでは、論理力・思考力・プレゼン力といったスキルを含めた総合力を身に付けることを目標にしています。 総合力を身に付けるための手段は、専門書の輪読や経済学の基礎勉強に始まり、 新聞記事・ドキュメント番組にもとづくディスカッションやディベート、スピーチコンテスト、グループワーク、データ解析、共同論文の作成、 ゼミ運営に関するディスカッション、企業訪問・ビジネスマンとの交流(講演会)など、多岐にわたります。 ゼミでは、これらの活動を繰り返し行うことで、結果的に、ゼミ員が山本ゼミとしてのいい『色』に染まってくれることを期待しています。
ただし、山本ゼミとしての『色』はゼミ員次第で何色にでもなってしまいます。 山本ゼミではゼミ員の主導で多くの活動内容を決めていくため、各自が自主性・主体性をもってゼミに参加しない限り、いい『色』に染まることはできず、 場合によっては何色にも染まれないこともあります。 毎年、変わりながらも独自のいい『色』にゼミ員が染まれるよう、 自主性・主体性のある学生がゼミに集まることを期待しています。 より具体的には、山本ゼミでは、ゼミの理念・方針に共感できる人、新しく物事を作ったり改善・改良することが好きな人、 自分の意見を臆することなく言える人(あるいは言えるようになりたい人)、ゼミ活動に責任を持てる2年生をお待ちしてます。